人気のレンタルサーバー、ConoHa。
そんなCoonHaには大きく分けてConoHa WINGとConoHa VPSの2つがあります。
しかし、それぞれどのように違うのか知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はConoHa WINGとConoHa VPSとの違いについて紹介していきます!
このページではこんなことがわかります。
この記事でわかること
- ConoHa WINGとConoHa VPSとの違い
- それぞれの特徴
- それぞれどんな人に向いているか
ぜひ最後までご覧ください!
ConoHa WINGとConoHa VPSとの違い
WINGとVPSって何が違うの?
VPSは上級者向きのサーバーだよ!
よくわからないなぁ...
では、ConoHa WING(以下WING)とConoHa VPS(以下VPS)との違いはどのような点があるのでしょうか。
簡単に説明するとこのようになっています。
WING | VPS | |
向いている人 | 初心者 | 中・上級者 |
メリット |
|
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デメリット |
|
|
ConoHa WINGは初心者向きのサーバーで、知識がなくても比較的かんたんにサーバーを使うことができます。
しかし、ConoHa VPSと比べるとカスタマイズ性は劣ります。
一方でConoHa VPSの場合は中級者・上級者の方向けのサービスで、利用するのには知識が必要です。
しかし、拡張性が高く、ConoHa WINGではできないようなことでもConoHa VPSではできることもあります。
そのため、メリットとデメリットはそれぞれの逆のような感じになります。
では、ConoHa WINGの方からもう少し詳しく解説していきます!
初心者向け ConoHa WING
まず、ConoHa WINGから解説していきます。
WINGはある程度の状態まで設定し終わった状態でサーバーを貸してくれるような感じのサービスになります。
具体的にはサーバーのシステムやソフトを設定した状態でサーバーを貸してくれるサービスです。
そのため、VPSと比べるとそこまで深い知識が必要なく、すぐにWordPressサイトを作れるサーバーになります。
WINGの場合は初心者でもすぐに使えるようになっています。
例えばWordPressやEC-Cubeなどを使いたい場合、5分程度でインストールができます。
ですので、契約後、すぐに各サービスを利用することが可能です。
専門的に言うとサーバーのOSやメモリなどが既に準備されている状態です。
そのため、利用者はWordPressなどのアプリのインストールするだけでブログなどを開始できます。
また、操作はコントロールパネルから数クリックするだけで行なえますので、初心者の方でも非常に簡単に使うことができます。
さらに、トラブルが発生しても日本語でわかりやすく表示されます。
その情報をもとにマニュアルなどで調べればすぐに解決できることが多いです。
逆にデメリットとしてはCPUやメモリ、OSなどの構成が決まってしまっているので自分で好きなものに変更することが出来ないという点です。
ちなみにそのCPUやメモリは共用となっています。
ConoHa VPSであればある程度自分の好きな構成のサーバーをレンタルでき、CPUやメモリは決められた分までは自分だけで利用することができます。
そのため、カスタマイズ性はVPSと比べるとWINGの方が劣ってしまいます。
ポイント
- ConoHa WINGは数クリックでWordPressなどを利用でき、専門的な知識も不要なため、初心者に向いている
- さらに管理もしやすい
- しかし、OSなどは既に決まってしまっているため、VPSよりは自由度が低い
では、VPSについて詳しく解説していきます!
中・上級者向け ConoHa VPS
次にConoHa VPSについて解説していきます。
ConoHa VPSはConoHa側がハードのみ(機械だけ)を貸し出すというような形のサーバーになります。
VPSの場合、CPUやメモリを自分で選んで契約します。
さらに、そのCPUやメモリは自分用で割り当てられています。
そのため、WINGと違って1人でそのCPUやメモリを利用できるということになります。
また、OSを選ぶこともできます。
例えばCent OSやなど、自分の用途にあわせてOSを選ぶことができます。
ちなみにConoHa VPSでWordPressを使う場合は「KUSANAGI」を利用できます。
「KUSANAGI」についてはConoHa VPSの公式サイトによるとこのように書かれています。
WordPressの実行時間3ミリ秒台、秒間1000リクエストをさばける世界最速級のWordPress実行環境です。ページキャッシュ非使用でこのスピードを実現しております。
つまり、ConoHa VPSでWordPressサイトを構築すればサイト表示速度がかなり高速になることが期待できます。
そのため、世界最速級のKUSANAGI環境を使ってWordPressサイトを運営したい方にはConoHa VPSがおすすめです。
VPSはカスタマイズ性が高く、WINGと比べると様々な用途に利用できます。
しかし、その一方で操作には実行コードを使う必要があります。
WINGの場合はコントロールパネルからWordPressを数クリックでインストールできると解説しました。
ですが、VPSの場合はWordPressをインストールするときにもコマンドを使ってインストールしていくことになります。
そのため、CPUやメモリ、OSなどを選ぶ知識の他にコードの知識も必要ということになります。
さらに、エラーが発生したときにも解決しずらいことが多いです。
WINGの場合、エラーなどが日本語で表示されるのですぐに解決できることが多いと紹介しました。
ですが、VPSの場合はエラーコードや英語などで表示されます。
そのような事態が起きた時に知識があれば解決できるかもしれませんが、初心者の方には解決できないことが多いのではないでしょうか。
このように、ConoHa VPSは自分の好きな構成で契約することが可能です。
しかし、どのような構成で契約すれば良いのかを理解しておく必要がありますし、コード等の知識も必要です。
つまり、ある程度サーバーの知識がある上級者の方に向いています。
ちなみにCent OSというOSの場合、このような本で勉強することもできます。
ポイント
- ConoHa VPSはOSやコマンドなどの専門的な知識が必要
- 管理はコマンドを使って行う
- VPSの方がWINGと比べると動作が速いこともある
ConoHa WINGとConoHa VPS、結局どっちがおすすめ?
では結局WINGとVPSはそれぞれどんな方におすすめなのでしょうか。
WINGは簡単に操作・管理などが出来るため、初心者向けのサービスとなります。
VPSはサーバーの知識がある中級者~上級者向けのサービスとなります。
そのため、とりあえず簡単にWordPressを利用したい方にはConoHa WING、専門的な知識があり、使用用途が決まっている場合にはConoHa VPSを選ぶと良いかと思います。
WINGはサーバーに関する知識がほとんど無くても十分使うことができるサービスです。
また、トラブルもわかりやすく表示されるので、マニュアルなどを確認すればほとんどの場合すぐに解決することが可能です。
そのため、初心者の方でも扱いやすいサーバーになります。
一方でVPSはOSやコマンドなど、サーバーに関する知識が必要なサービスです。
そのため、上級者の方向きのサーバーとなります。
ちなみにWINGでも十分快適に使うことが出来ますので、初心者の方はとりあえずWINGを契約すれば大丈夫です。
そして、WINGを使っていて「もっとカスタマイズしたい!」となったときにVPSを使うと良いかと思います。
ポイント
- ConoHa WINGはサーバーの知識がほぼ0の初心者の方向け
- ConoHa VPSは知識が十分にある上級者むけ
- 知識や自信がほぼなく、WordPressやEC-CUBEを使いたい場合はConoHa WINGを使えばOK
まとめ
今回はConoHa WINGとConoHa VPSの違いについて解説しました。
違いとしてはこのような感じになります。
WING | VPS | |
向いている人 | 初心者 | 中・上級者 |
メリット |
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デメリット |
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先ほども紹介しましたが、WINGは初心者向け、VPSは上級者向けと考えてもらえばOKです。
ぜひあなたもConoHaでブログを始めてみてはいかがでしょうか。
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