今回はレンタルサーバーの種類について紹介します!
これからレンタルサーバーを契約してブログを始めようと思っている方はもちろん、既にブログを始めているけどサーバーを変えようと思っている方も是非ご覧ください!
レンタルサーバーの種類
ではレンタルサーバーにはどのような種類があるのでしょうか。
レンタルサーバーの種類は大きく分けて共用サーバー、専用サーバー、VPSの3つあります。
さらに最近ではクラウド型レンタルサーバーというのも出てきています。
ではそれぞれどのような違いがあるのでしょうか。
共用サーバー
共用サーバーは1つのサーバーを複数の人で利用するサーバーのことです。
ブログなどで使われているサーバーのほとんどがこの共用サーバーになります。
共用サーバーのメリットは価格が安く、契約のハードルが低い点です。
共用サーバーは1つのサーバーを複数人で利用するため、大きなコストがかかりにくいです。
その一方で1人が大量のリソース(CPUやメモリ)を使ってしまうと、同じサーバーにいる別の人のサイトにまで影響が出てしまいます。
特にバズったときなど、短時間で大量にアクセスがあると自分のサイトが落ちるだけでなく他の人のサイトまで落ちてしまうことがあります。
逆に他の人がバズった場合には自分のサイトに影響が出てしまいますので、注意が必要です。
ポイント
- ○ 費用が安いため、契約のハードルが低い
- × 同じサーバー内のサイトが重いと自分のサイトも重くなることがある
専用サーバー
専用サーバーは一人ひとりにサーバーのリソース(CPUやメモリなど)を割り当てることで実質1台のサーバーを独占できるような感じのサーバーです。
画像では便宜上1サーバー1人のようにしていますが、実際には1つのサーバーに複数人が入っており、その中でリソースが割り当てられています。
学校のクラスのような感じをイメージしてもらえると良いかもしれません。
専用サーバーのメリットは一人ひとりにリソースが割り当てられているので、他の人のサイトが重くなっても自分のサイトは影響を受けにくくなります。
しかし、共用サーバーに比べると価格が高くなることが多いです。
そのため、専用サーバーはたくさんのアクセスを集めるようになってきたサイトや、企業のサイトなどで使われるサーバーです。
まだアクセスがあまり集まっていないようなサイトの場合は共用サーバーの方が良いでしょう。
ポイント
- ○ 実質サーバーを独り占めできるのでサイトが重くなりにくい
- × 共用サーバーに比べると値段が高くなることがある
VPS
VPSは上の2つとは少し違ったレンタルサーバーです。
共用サーバーや専用サーバーはすでにCPUやメモリが決まっており、さらにサーバーのOSが入っていて後は自分で使いたいソフト(WordPressなど)をインストールするだけで利用出来ます。
しかし、このVPSの場合はCPUのコア数やメモリの容量、サーバーのOS(Linuxなど)を選ぶところから始めます。
そのため、それぞれが好きな構成でサーバーを利用できるため、比較的自由度の高いサーバーになっています。
また、上の2つと比べると処理が少し速くなることもあるというのが特徴です。
VPSのデメリットとしてはサーバーのOSによっては管理にコマンドを利用して行うものもあるため、初心者の方やあまり知識が無い方にとっては難しいかと思います。
VPSは上の2つと比べて自由度が高く、速くなることもあるサーバーですが、専門的な知識が必要なこともあるので、上級者向けのサーバーと言えるでしょう。
ポイント
- ○ 好きな構成のサーバーにできるため、比較的自由度が高い
- × 専門的な知識が必要な場合が多い
最近ではクラウド型レンタルサーバーも
最近ではクラウド型レンタルサーバーというのも出てきています。
このクラウド型レンタルサーバーはVPSと共用サーバーの合体版のようなものです。
クラウド型レンタルサーバーは共用サーバーのように契約後すぐにWordPressなどをインストールでき、かつCPUのコア数やディスク容量(HDDやSSD)を選べるというサーバーです。
クラウド型レンタルサーバーについてはこちらのページで詳しく解説しているので、是非あわせてご覧ください!
>>クラウド型レンタルサーバーとは何?メリットやデメリット、おすすめのサーバーも紹介
まとめ
今回はサーバーの種類について紹介しました。
サーバーの種類には大きく分けて共用サーバー、専用サーバー、VPSの3つと最近流行りだしたクラウド型サーバーがあります。
それぞれのメリット、デメリットはこのようになっています。
共用サーバー | 専用サーバー | VPS | クラウド型 レンタルサーバー |
|
メリット | 料金が安い ハードルが低い |
重くなりにくい | 自由度が高い | 状況に応じて仕様を変えられる |
デメリット | 重くなることがある | 価格が高い(共用サーバーより) | 知識が必要な場合がある | 料金が高い場合がある |
個人的にはまずは共用サーバーかクラウド型レンタルサーバーから始めてみるのをおすすめします。
是非あなたも自分にあったサーバーを見つけてみてください!
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