ドメイン取得サービスで有名なお名前.com。
そんなお名前.comにはWhois情報公開代行という機能があります。
今回はWhois情報公開代行についてや、設定方法について紹介していきます!
「Whois情報公開代行は設定出来ているのかな?」「Whois情報って何?」という方向けの記事になっているので、是非最後までご覧ください!
そもそもWhoisとは
そもそもWhoisとは何なのでしょうか。
Whoisとはドメインの登録者情報(名前、住所、電話番号など)を誰でも確認出来るサービスです。
原則としてドメインの情報は公開しなくてはならないのですが、一部のドメイン取得サービスを使うとWhois情報をドメインサービスが代わりに公開してくれることがあります。
お名前.comもその一部で、「Whois情報公開代行」を使うことによって登録者情報をお名前.comの住所などを公開してくれるため、個人情報を保護してくれます。
しかし、一般に公開されないからと言ってホームページに好き勝手書いてはいけません。
ルールやマナーはしっかりと守りましょう。
Whois情報公開代行の設定方法
まず最初にWhois情報公開代行(以下Whois代行)の設定方法から紹介していきます。
お名前.comでドメインを取得する場合、基本的にはWhois情報公開代行が標準で設定されています。
手順としては以下のようになっています。
- お名前.comを開く
- 任意のドメインを入力する
- 確認する
それでは詳しい手順を見ていきましょう!
1.お名前.comを開く
まず、お名前.comを開きます。
2.任意のドメインを入力する
次に検索欄に取得したいドメインを入力します。
「検索」をクリックするとこのような画面が表示されます。
ここから自分が取得したいドメインをクリックしてチェックを入れます。
入れられたら右にある「お申込みへ進む」をクリックします。
3.確認する
サーバーを追加したり、申込内容を確認する画面が表示されます。
この画面の下にある「2.お申込み内容」を確認します。
ここにこのように「Whois情報公開代行」と記載されていれば設定されています。
Whois情報公開代行の注意点
実はWhois情報公開代行には2点ほど注意点があります。
それが
- 一部ドメインではWhois代行が出来ない
- JPドメインでは氏名にはWhois代行が適用されない
という2点になります。
一部ドメインではWhois代行が出来ない
Whois代行はすべてのドメインで利用できるわけではなく、一部Whois代行が適用されないドメインもあります。
その見分け方としては「取り扱いドメイン一覧」から確認することが出来ます。
例えば「.bike」の場合は一番右の「Whois代行」が○になっています。
この場合はWhois代行が適用されます。
一方でこちらの「.tel」のようなドメインの場合は「Whois代行」が×になっています。
この場合はWhois代行が適用されません。
ではWhois代行が適用されないドメインで申し込もうとすると、どのような表示になるのでしょうか。
先程紹介した「.tel」で試してみるとこのように「Whois情報公開代行」という表示がありません。
この場合は自分の住所などのWhois情報がそのまま公開される形になります。
しかし、Whois代行出来ないドメインは20個ほどしかなく、それほど多くありません。
ですので、Whois情報が公開されたくない方はしっかりと一覧で確認を行ってから申し込みを行うようにしましょう。
JPドメインでは氏名にはWhois代行が適用されない
2つ目の注意点としてはJPドメインには氏名がWhois代行が適用されない点です。
公式サイトに
※jpドメインは[公開連絡窓口]のみWhois情報公開代行が適用されます。[登録者名]にはお客様の情報が表示されます。
と記載されています。
つまり「登録者名」の欄には自分の氏名(本名)がそのまま記載される形になります。
当サイトでもJPドメインのWhois情報を確認してみたところ、登録者名の欄には氏名がそのまま記載されていました。
住所や電話番号、メールアドレスはGMOの物になっていました。
もし「完全にWhois情報を公開したくない」というようでしたらJPドメイン以外のドメインを使うことをおすすめします。
まとめ
今回はWhois情報公開代行の手順や、確認方法などについて紹介しました。
手順としては
- お名前.comを開く
- 任意のドメインを入力する
- 確認する
という手順で確認することが出来ます。
注意点としてはこのようなものがありました。
- 一部ドメインではWhois代行が出来ない
- JPドメインでは氏名にはWhois代行が適用されない
繰り返しにはなりますが、Whois情報が公開されないからと言って何でもしていいわけではありません。
ルールやマナーをしっかりと守って楽しいブログライフを送りましょう!