今回は今人気のWordPress専用サーバー、wpX Speedについて紹介します!
WordPress専用サーバー、wpX Speed
概要
まずwpX Speedの概要について紹介します。
wpX SpeedはWordPress専用クラウド型レンタルサーバーです。
このサーバーはWordPressに最適化されたサーバーになっており、記事を書いたり、サイトを閲覧するなどをサクサクと行えます。
速度は2020年7月20日時点では国内最速のサーバーとのことです。(公式サイト参照)
サーバーの運営は大手レンタルサーバー会社のエックスサーバーが行っており、安心して利用することが出来ます。
特徴
次に特徴を紹介します。
特徴としてはこのようなものがあります。
wpX Speedの特徴
- 初期費用が無料
- 利用料が時間制
- プランが豊富
- 速度が速い
- 他のユーザーの影響を受けにくい
それぞれ詳しく紹介していきます!
初期費用が無料
まず初期費用が無料な点です。
wpX Speedは初期費用が無料となっています。
ですので、誰でも気軽に始めることが出来ます。
利用料が時間制
次に利用料が時間制な点です。
多くのサーバーは月額〇〇円という風になっているところが多いかと思います。
しかし、wpX Speedは月額制ではなく時間制となっています。
つまり1時間〇〇円という風に設定されています。
最低プランのW1プランでは1時間2円となっていますので、「1時間だけ使いたい」という場合には2円払うだけで良いということです。
また、料金には上限が設定されており、上限を超過して請求されることはありません。
例えばW1プランの場合、1時間2円となっています。
この場合、1ヶ月あたり2(円)×24(時間)×30(日)で1,584円(税抜)になってしまうのですが、上限が1,320円と設定されているので、1,320円(税抜)で30日間の料金となります。
このように自分が使いたい分だけ使うことが出来ます。
プランが豊富
次にプランが豊富です。
wpX Speedではプランが7つ用意されています。
そのため、初心者の方から大規模サイトや企業サイトまで様々なユーザーが自分にあったプランを選べるようになっています。
プランについては後ほど詳しく紹介します。
速度が速い
次に速度が速い点です。
概要でも記載しましたが、2020年7月20日時点では国内最速のレンタルサーバーになっているとのことです。
なお、公式サイトには以下のように記載されています。
※日本国内シェア上位3サービス、および独自に選定した国内の著名サービス・プランを含めて、計6つのサービスまたはプランを対象に、h2loadで5回計測した結果によるもの
※複数プランがあるサービスにおいては、独自に選定したプランを除き、WordPressが動作する最下位プランで計測
※業界のシェアはhostadvice.comのデータをもとに算出
このような条件で速度が1番速かったとのことです。
また、ストレージにはNVMeという高速なストレージを使用していたり、WordPress専用にサーバーをチューニングしていたりと、他のサーバーと比べると速度にはとてもこだわっているという印象です。
ちなみにNVMeはSSDやHDDの上位互換のようなもので、製品にもよりますが、速度はNVMe>SSD>HDDの順に速くなっています。
NVMeは従来のSATAピュアSSDに比べて16倍以上速いとのことです。
他のユーザーの影響を受けにくい
最後に他のユーザーの影響を受けにくいという点です。
wpX Speedでは常にリソースを確保している状態でサーバーを使うことが出来ます。
リソースとはCPUやメモリなどサイトを表示したりする上で処理を行うパーツのことです。
これらのパーツをユーザーごとに確保することで、高速で処理を行うことが出来ます。
従来の共用サーバーの場合、1つのサーバーに大量のサイトが入っており、その中のサイトが大量のアクセスを集めていたり、処理が重かったりすると自分のサイトにまで影響が出ることがありました。
しかし、wpX Speedの場合は一人ひとりにリソースが割り当てられているため、他のユーザーが重くても自分のサイトには影響が出にくいということです。
画像で表すと以下のような感じです。(画質が悪い場合はクリック・タップで拡大できます。)
例えば1つの長机を3人で使っていたとします。
1人が机を揺らすと残りの2人にも影響が出てしまいます。
しかし、一人ひとり机を分けることで、他の人には影響が出ないというような感じです。
プラン
ではどのようなプランがあるのでしょうか。
先ほど特徴でも紹介したようにwpX Speedでは7つのプランが用意されています。
ここでは簡単な仕様のみ紹介します。
詳しい仕様については公式サイトをご覧ください。
価格 | 容量 | コア数 | メモリ | 転送量目安 | |
W1 | 2円/時(上限1,320円) | 200GB | 2コア | 2GB | 2.5TB/月 |
W2 | 4円/時(上限2,640円) | 300GB | 3コア | 4GB | 3.0TB/月 |
W3 | 8円/時(上限5,280円) | 400GB | 4コア | 8GB | 3.5TB/月 |
W4 | 16円/時(上限11,000円) | 500GB | 5コア | 12GB | 4.0TB/月 |
W5 | 42円/時(上限33,000円) | 700GB | 7コア | 24GB | 4.5TB/月 |
W6 | 70円/時(上限55,000円) | 1TB | 10コア | 38GB | 5.0TB/月 |
W7 | 112円/時(上限88,000円) | 1TB | 12コア | 56GB | 5.5TB/月 |
プランとしてはこのようになっています。
おすすめプラン
個人的に初心者向けのおすすめプランはW1で十分かと思います。
サーバーを選ぶ上で重要な点はいくつかあるのですが、主にに料金と転送量になります。
まず転送量から考えた時に、月に2.5TBあれば十分です。
Webページは1ページあたり1MB~3MBとされています。
これは画像の量やページの装飾等で変わってくるのですが、今回は間の2MBで考えていきます。
例えば2.5TBマックスまで使うとすると月に1,250,000(125万)回ページが表示されることになります。
これを1日で換算すると約41,000回ページが表示されることになります。
初心者の方でここまで大量のアクセスを集めることはほぼ無いと思われるので、最初のうちはW1で十分かと思います。
もし転送量を超過しそうな場合にはプラン変更も可能となっています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
次に料金です。
料金はW1が1,320円、W2が2,640円と倍の金額差があります。
先程も説明したように転送量やその他の面で考えてもW2は初心者にはオーバースペックとなります。
そのため、W1で性能は足りていますし、料金も安いのでW1をおすすめします。
ポイント
- プランはW1で十分
→転送量を主に考えると、月に100万アクセスを超えなければW1がおすすめ
まとめ
今回はWordPress専用サーバーwpX Speedについて紹介しました。
特徴としてはこのようなものがありました。
wpX Speedの特徴
- 初期費用が無料
- 利用料が時間制
- プランが豊富
- 速度が速い
- 他のユーザーの影響を受けにくい
また、初心者の方におすすめプランはW1になります。
これは料金や仕様を考えた時に一番最適なプランであるからです。
あなたも是非wpX Speedでブログを始めてみてはいかがでしょうか。