レンタルサーバーを選ぶ上でそこそこ重要視すべき転送量。
しかし、そもそも「転送量」とは何なのでしょうか。
今回はそんな転送量について解説します!
転送量無制限のサーバーも紹介するので、是非最後までご覧ください!
レンタルサーバーの転送量とは
では早速ですが、レンタルサーバーの転送量について解説していきます。
転送量とはある期間にどれだけ通信を行えるかというものになります。
携帯で例えると4G(携帯会社)の回線を月に何GB使えるのかというような感じになります。
基本的には月に2TBというように月ごとにどれだけ使えるのかという風に決められています。
転送量の中にはサーバーから読者に向けてデータを送受信する量はもちろん、記事を書く際の通信量も含まれています。
もし外部のストレージにバックアップを取るようにしている場合はその通信量も転送量の中に含まれます。
そのため、転送量はサーバーから外部に通信するすべての通信の量という風に考えてもらえると良いかと思います。
ポイント
- 転送量とはある期間にどれだけ通信を行えるかというもの
- 月ごとに決められていることが多い
- サーバーから外部へ通信するすべての量が含まれる
転送量って重要?
MAXまで使うとどうなるの?
限界まで使ったらどうなるの?
では転送量はそこまで重要なのでしょうか。
結論から説明すると初心者の方にはそこまで重要ではありません。
しかし、たくさんのアクセスを集めるようになると重要になります。
転送量は決められた制限に達すると外部との通信が行えなくなることがあります。
すると、記事を書くことが出来なくなりますし、過去に書いた記事を見れなくなってしまいます。
つまりせっかくアクセスされても読んでもらえなくなるということも考えられます。
転送量はアクセス数に比例して考えると良いでしょう。
例えば初めてブログを始めるような人の場合、いきなり月に何十万アクセスもくることは考えにくいです。
そのため、転送量はあまり気にしなくても良いでしょう。
しかし、月に何十万、何百万とアクセスがある場合、転送量をしっかりと確認しておく必要があります。
「気づいたときには転送量が足りなくなっている...」ということにもなりかねませんので、しっかりと確認しましょう。
転送量について心配な方はこれから紹介する転送量無制限のサーバーを利用してみると良いでしょう。
ただし、転送量のマックスに達しても制限されない場合もあります。
例えば転送量が月3TBまでとなっていてもそれ以上通信することができる場合もあります。
詳しくは各レンタルサーバーの公式サイトを確認してみると良いでしょう。
特に「転送量目安」と書かれている場合はそれを超えても大丈夫な場合があります。
しかし、サーバー会社が決めた転送量を超過していることに変わりはないので、サーバー会社から注意されることもあります。
注意されても改善されない場合は最悪の場合アカウント停止などの処分が行われる場合があります。
少しでも超えた場合は、別のプランやサーバーに変えることを検討した方が良いかと思います。
ポイント
- 転送量は初心者の方にはあまり関係ない
- 転送量の制限を超えると通信ができなくなる場合がある
- 場合によっては制限を超えても大丈夫なこともある
- が、注意が来たらプランやサーバーの変更を検討する
転送量無制限
では転送量無制限のレンタルサーバーを紹介していきます。
まず紹介する前に一つ認識しておいてほしいことがあります。
それが「100%無制限とは限らない」ということです。
実は転送量無制限のサーバーでも制限がかかる場合があります。
それは異常な量の通信を行った場合です。
通常では考えられないくらいの通信を行った場合、他のユーザーの通信を守るためにも制限が行われることがあります。
しかし、「異常な量の通信を行った場合」ですので、常識の範囲内で使っていれば特に問題はないかと思います。
また、これから紹介するすべてのサーバーがこの通りではありませんので、詳しくは各サーバーのページをご確認ください。
今回紹介する転送量無制限のサーバーはこちらになります。
転送量無制限のレンタルサーバー
- ABLENET
- 無限サーバー
ではそれぞれかんたんに解説していきます!
ABLENET
ABLENETは低価格で利用できるレンタルサーバーです。
プランはプチ、パーソナル、ソーホー、ビジネスの4つがあります。
しかし、プチではWordPressを使えません。
WordPressを使いたい場合はパーソナルより上の契約が必要ですので、注意が必要です。
転送量はどのプランでも無制限となっているため、安心して利用することが出来ます。
また、ABLENETにはVPSプランもあるため、VPSを使いたい方にもおすすめのレンタルサーバーです。
無限サーバー
無限サーバーはその名の通り無限に使えるサーバーです。
このサーバーは転送量だけでなく、ディスク容量やデータベース数など全部で6つの機能が無制限となっています。
価格は月額480円~となっており、コスパの良いサーバーになっています。
無限サーバーについてはこちらのページで詳しく解説しています!
まとめ
今回は転送量の意味や転送量無制限のレンタルサーバーについて紹介しました。
転送量とはある期間にどれだけ通信を行えるかというものになります。
また、転送量が限界に達すると通信ができなくなったりするので注意が必要です。