日々需要が高まっている動画編集。
最近ではクラウドソーシングサイトでもかなり人気のジャンルとなってきています。
しかし、動画編集案件とは具体的にどのような作業をするのか、また相場や必要なスキルがわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は動画編集案件について詳しく解説していきます!
このページではこんなことがわかります。
この記事でわかること
- 動画編集案件とは
- 動画編集案件の相場
- 動画編集案件を受けるために必要なスキルや技術
ぜひ最後までご覧ください!
クラウドソーシングにどんな案件があるのかについてはこちら!
動画編集案件とは
まず、動画編集案件とはどんなものなのでしょうか。
動画編集案件はその名の通り動画編集の案件になります。
編集する動画は主にYouTubeに投稿するための動画になります。
クラウドソーシングは自分の手間を少なくするために使われることがよくあります。
YouTuberさんは動画の撮影だけに時間をかけて編集などの作業は外注するということをされている方がいらっしゃいます。
そのかわりに、新しい動画のネタを考えたりしているのです。
他には企業の広告のCMを作ったりする案件もあります。
企業の広告の場合はYouTuberの動画と違ってセンスが問われたりもします。
企業の広告はその企業のイメージになるようなものです。
そのため、しっかりとした真面目な動画を制作しないといけないことが多いです。
ポイント
- 動画編集とは動画を編集する仕事
- 編集する動画は主にYouTubeにアップするための動画
- たまに企業の広告などを編集する案件もある
編集する動画のジャンル
次に動画編集案件で編集する動画のジャンルについて解説していきます。
ここではYouTube向けの動画編集案件のジャンルについて解説します。
ジャンルは案件によって異なりますが、主にこのようなジャンルの編集を行います。
編集する動画のジャンル
- 解説系動画
- マンガ系動画
- キッズ系動画
- ビジネス系動画
- ゲーム実況動画 など
最近ではマンガ系動画の編集案件が増えてきています。
マンガ系動画とは本のマンガをそのまま動画にした感じで、ナレーションもついている動画になります。
もちろん販売されているマンガを動画にするという仕事ではありません。
マンガ動画の場合は、イラストの担当者さんや声優さんが別でいらっしゃいます。
そのような方が作成した素材を組み合わせて編集をしていくという感じになります。
テーマは最近話題になったニュースの解説や、「〇〇になるとどうなるのか」といったような動画になります。
そのため、著作権違反のような仕事ではありません。
ポイント
- 編集する動画のジャンルは案件によってバラバラ
- 最近ではマンガ系の動画の編集が多くある
動画編集案件の作業内容
次に動画編集案件の作業内容について解説していきます。
動画編集案件ではこのような作業を行います。
動画編集案件の作業内容
- カット作業
- テロップ入れ
- サムネイルの作成
- BGMや効果音の挿入
- エフェクトを付ける作業 など
もちろん案件やジャンルによって作業内容は異なってきます。
例えば「カットだけお願いします」というような案件だったり、テロップだけ付けるような案件だったりです。
しかし、大体はこのような作業内容になるかと思います。
ポイント
- 動画編集案件の仕事内容はいろいろある
- すべての案件で上記の内容をするわけではない
動画編集案件に必要なスキルや技術
次に動画編集案件に必要なスキルや技術について解説していきます。
ここでは動画を編集するために必要なスキルと、動画のサムネイルを作るのに必要なスキルに分けて解説します。
動画を編集するために必要なスキル
まず、動画編集をするために必要なスキルなどについて解説していきます。
もちろん動画編集をするためには動画編集ソフトを扱うスキルが必要になります。
そのため、
というだけでは動画編集の仕事はできません。
動画編集の案件の大半は「Adobe Premiere Pro」という動画編集ソフトのスキルが必要になります。
このソフトはトップYouTuberさんなど、プロの方が使うようなソフトとなっています。
そのため、使いこなすには結構勉強をしないといけません。
しかし、使いこなせてしまえばどんな動画でも作れるようなすごいソフトになっています。
さらに、もっと高度な編集を行う場合は「Adobe After Effects」というソフトが必要になってきます。
こちらのソフトは動画編集ソフトというよりかは合成やモーショングラフィックス(アニメーション)に向いているソフトです。
このソフトが使いこなせると動画の編集はほぼ無敵と言っても過言ではありません。
動画編集案件を受けたいのであれば最低でも「Adobe Premiere Pro」のスキルは必要になります。
さらに高単価の案件を受けたいという場合は「Adobe After Effects」のスキルが必要です。
ちなみに、アニメ系の動画編集案件を取りたい場合は「Vyond(ビヨンド)」というソフトのスキルが必要なことが多いです。
このソフトは最近流行っているアニメ形式の動画を作成する際に使われるソフトです。
今の段階ではあまり案件数としては多くありません。
しかし、最近アニメ系のYouTubeチャンネルが増えてきているため、個人的には今後増えていくと思われます。
これらのソフトの料金については後ほど詳しく解説します。
ポイント
- 動画編集案件を受けるためには最低でも「Adobe Premiere Pro」のスキルが必要
- 「Adobe After Effects」のスキルもあればなお良い
- アニメ系の動画を作成する場合は「Vyond(ビヨンド)」というソフトが使われる
動画のサムネイルを作るのに必要なスキル
次に動画のサムネイル(以下サムネ)を作るのに必要なスキルについて解説します。
動画のサムネを作るのに必要なスキルとしては画像編集ソフトを扱うスキルが必要になります。
クラウドソーシングのサムネ作成の案件で必要となる画像編集ソフトは「Adobe Photoshop」というソフトです。
このソフトは画像編集ソフトの中でもトップクラスのソフトとなっており、業界では「画像編集ソフト=Adobe Photoshop」というような感じです。
PhotoshopもトップYouTuberさんがサムネを作る時によく用いられるソフトです。
そのため、サムネを作る作業も動画編集案件の中に入っているのであれば、このソフトを扱うスキルも必要です。
こちらのソフトの価格も次の項目で詳しく解説します。
ポイント
- サムネイルの作成には「Adobe Photoshop」というソフトが使われる
- こちらもプロの現場でよく使われる
スキルの付け方
動画編集案件を受けるためには動画編集のスキルが必要と書きました。
しかし、
という方も多いのではないでしょうか。
そんな方のためにおすすめの勉強法があります。
それはUdemyというサービスを使った勉強です。
Udemyとはさまざまなスキルが学習できるオンライン学習サービスです。
Udemyには動画編集や画像編集のコースはもちろん、プログラミングやライティングなど、クラウドソーシングでよく募集されている案件の勉強を行えます。
完全オンラインで勉強することができるので、スクールに通う時間が無い方でも簡単に勉強できます。
コースの価格は数万円するものもありますが、よくセールが行われており、そのセール中に購入することで1コース1,500円前後で購入することができます。
ちなみに費用は一回きりの支払いです。
月額で支払ったりする必要がないので、安く勉強できます。
という方におすすめのサービスです。
動画編集案件を受けるために必要な機材やソフト
次に動画編集案件を受けるために必要な機材やソフトについて解説します。
ここでは必要な機材とソフトで分けて解説します。
動画編集案件を受けるために必要な機材
まず、動画編集案件を受けるために必要な機材から解説します。
動画編集案件を受けるのであればクリエイター向けのパソコンが必要になります。
動画編集という作業はパソコンの作業の中でもパソコンにかなり高負荷のかかる作業になります。
そのため、「クリエイター向けパソコン」や「ゲーミングパソコン」と呼ばれるような高性能なパソコンでないと作業ができません。
特にクリエイター向けパソコンの場合は動画編集や画像編集に向いているため動画編集案件にも最適です。
価格はパソコンにもよりますが、10万円以上はします。
しかし、動画編集案件の相場はそこそこ高く、しっかりと案件を受け続ければ元を取ることは十分可能です。
ちなみにタブレットやスマホで動画編集を行うことはほぼ不可能です。
最近ではタブレットやスマホ向けの動画編集アプリも出てきました。
しかし、そのようなアプリでできる作業はパソコンでできる作業の10分の1程度しかないと言っても過言ではありません。
そのため、クライアントの思いに沿った動画が作成できないかと思います。
スマホでできるクラウドソーシングの案件例はこちら!
動画編集案件の相場については後ほど詳しく解説します。
ポイント
- 動画編集案件を受けるためにはクリエイター向けパソコンやゲーミングパソコンが必要
- 価格は10万円以上とそこそこ高い
- しかし、動画編集案件の相場は高く、しっかりと案件を受ければ元は取れる
動画編集案件を受けるために必要なソフト
次に動画編集案件を受けるために必要なソフトについて解説します。
動画編集案件を受けるためには最低限でも「Adobe Premiere Pro」というソフトが必要になります。
案件によっては「Adobe After Effects」や「Adobe Photoshop」が必要になってきます。
これらのAdobe製品は実は契約する商品によって金額が異なってきます。
例えば「Adobe Premiere Pro」や「Adobe After Effects」を単品で契約する場合はそれぞれ月額2,480円~となっています。
ちなみに「Adobe Photoshop」単品の場合は「フォトプラン」というプランで契約することで月額980円~利用することができます。
しかし、これら3つのソフトを全部利用したい場合は、さまざまなAdobe製品がセットになった「コンプリートプラン」というプランがおすすめです。
なぜなら、それぞれを別々で契約した場合、月額5,940円~となりますが、コンプリートプランにすると月額5,680円~になるからです。
そのため、3つのプランを安く利用したい場合はコンプリートプランがおすすめです。
ちなみにコンプリートプランに入るとこれら3つのソフト以外にも20を超えるソフトをすべて制限なしに利用することができます。
無料体験期間は7日間ありますので、試しに使ってみるのも良いでしょう。
ちなみに先ほど出てきた「Vyond」というソフトはさまざまなプランがあるそうですが、日本の代理店の場合、「Professional Plan」というプランのみ契約できるそうです。
価格は1年プランで150,000円~となっています。
動画編集案件は初期費用がとても高くかかってしまいます。
ですが今後動画編集の市場は伸びていきますし単価も高いですのでおすすめです。
ポイント
- 動画編集案件を受けるためには「Adobe Premiere Pro」、「Adobe After Effects」、「Adobe Photoshop」のソフトが必要
- すべてのソフトを契約する場合は「コンプリートプラン」というプランに入るとお得
- 価格はコンプリートプランであれば月額5,680円~
動画編集案件の相場
次に動画編集案件の相場について解説します。
動画編集の案件は、単価5,000円~15,000円が相場です。
動画編集の相場は作業内容によってかなり変わってきます。
例えばカットだけの作業だとかなり単価が低かったりします。
反対にカットからサムネの作成、アップロードまでだと15,000円を超えることもあります。
そのため、動画編集の案件はかなり価格に幅があるジャンルの仕事になります。
また、クライアントによっては単価が上がっていくこともあります。
例えば最初は5,000円でも継続して作業をしていたり、チャンネルが伸び始めたりするとそれ以上に上げてくれることもあります。
そのため、報酬はクライアント次第とも言えるでしょう。
さらに企業の動画の場合、もっと高くなる場合があります。
企業の場合は動画1本の制作に莫大な予算が組まれています。
そのため、個人のYouTuberの動画を編集するよりも稼ぎやすいかと思います。
しかし、初心者の方はいきなり企業の案件を取りに行くのは難しいですので、最初は安めの案件から徐々に慣れていくと良いでしょう。
ポイント
- 動画編集案件の相場は単価5,000円~15,000円
- 作業内容によって価格はかなり異なる
- 企業の動画の場合は相場よりもかなり高くなることがある
まとめ
今回は動画編集案件で必要なスキルや機材、相場について解説しました。
動画編集の案件を受けるためには「Adobe Premiere Pro」、「Adobe After Effects」、「Adobe Photoshop」の3つのスキルは必要だと思ったほうが良いです。
また、機材はゲーミングパソコンなどの高性能なパソコンが必要になります。
そして、相場は案件にもよりますが、5,000円~15,000円になります。
動画編集の需要は5Gの普及などで徐々に高まっています。
そのため、今のうちに動画編集のスキルを身に着けておくと今後稼げる可能性が高いです。
あなたも今日から動画編集の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
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