副業初心者におすすめのクラウドソーシング。
そんなクラウドソーシングは基本的に私たちワーカーがクライアントに対して提案を行うところから仕事が始まります。
しかし、特に初心者の方は「どんな提案文を書けばよいのかわからない」という方が多いのではないでしょうか。
今回はクラウドソーシングでクライアントに提案する際にどんなことを書けばよいのかについて解説していきます!
例文も紹介するのでぜひあわせてご覧ください!
このページではこんなことがわかります。
この記事でわかること
- 提案文に取り入れるべき要素
- こんな文章はダメ
- 提案文の例
ぜひ最後までご覧ください!
先に知っておいてほしい!お互い知らない者同士ということ
まず、提案文の書き方を見る前に知っておいてほしいことがあります。
それはワーカーもクライアントも基本的にはお互い知らないもの同士だという点です。
クラウドソーシングで稼ぐということはクラウドソーシングサイトで仕事を見つけ、そこでやり取りを行い、仕事を進めていくということになります。
つまり、当然ですが、過去にやり取りをした人でない限りお互い初対面で知らないもの同士だということです。
ですので、特に私たちワーカーはクライアントに対して「しっかりと丁寧に仕事ができる」ということをアピールしなければいけません。
また、提案文がしっかりしてないとクライアントは不安になってしまいます。
例えば文章が少しおかしい、敬語が使われていない、誤字脱字があるなどです。
「それくらい大丈夫だろう」と思う方も少なからずいらっしゃるかと思います。
しかし、クライアントは知らない人に自分の大事な仕事をお願いするわけです。
ですので、少しでも不安があると仕事をもらえない可能性があります。
クライアントがあなたがどんな人か知る情報は提案文しかないといっても過言ではありません。
そのため、あなたがどんなにしっかりと仕事ができる人でも提案文がしっかりとしていないと仕事をさせてすらもらえないのです。
あなたにはどんなスキルがあり、どんな経験があるのかなどしっかりと自分のことを提案文に含めて提案をしましょう。
ポイント
- お互い知らないもの同士だということを認識しておく
- クライアントは提案文からしかワーカーのことを知れないといっても過言ではない
- クライアントが不安にならないようにする
提案文に取り入れるべき3つの要素
では早速ですが、提案文に取り入れるべき3つの要素から紹介していきます。
ここで紹介するものは最低限文章の中に入れてほしいものですので、しっかりと覚えておきましょう。
ちなみに今回は動画編集の案件を例に解説していきます。
取り入れるべき要素はこちらの3つになります。
取り入れるべき3つの要素
- 自己紹介
- 具体的な提案
- いつまでに完了できるか
ここではNG例を交えて詳しく解説していきます!
(OK例は最後に紹介します。)
1.自己紹介
まず、自己紹介です。
自己紹介といっても単に名前や好きなことなど学校の新年度自己紹介のようなことを書いても意味がありません。
ではNG例から見てみましょう。
以下が自己紹介のNG例になります。
初めまして!
大学1年生の18歳です!
好きなYouTuberは〇〇です!
僕は動画が大好きです!
なのでぜひ動画編集やらせてください!
さすがにここまでの自己紹介をする方はいないと思いますが、このような自己紹介はNGです。
では、どのような自己紹介を書くと良いのでしょうか。
ざっくり言うと「自分のスキルや経歴がわかる文」です。
例えば「(編集ソフト名)を使って動画編集を行えます」、「過去に動画編集の会社で○年働いていました」などです。
このようなスキルや過去の経歴はしっかりと書くようにしましょう。
また、実際に自分で作った作品を付けるようにしましょう。
特に動画編集のように十人いれば十通りの結果になるような仕事に関しては過去に作った作品をつけるようにしましょう。
例えばあなたがビジネス系の動画の編集が得意だとします。
しかし、応募する仕事がキッズ系の動画の編集だった場合、編集のやり方や見せ方が変わってきます。
そうなると仕事をするあなたも戸惑ってしまいますし、キッズ系動画なのにビジネス系動画の編集をされたクライアントも満足しないでしょう。
このような相違がないようにするためにも過去の作品を添付したり、記載するようにしましょう。
クラウドソーシングで副業をしようと考えている方の中には過去の経歴がないと言う方も多いと思います。
そのような方は過去の作品をつけることで仕事をもらえる可能性がぐっと上がります。
ぜひ試してみると良いでしょう。
ポイント
- スキルや過去の経歴を書く
- 作業するツールを書く
- 過去の作品を提示する
2.具体的な提案
次に具体的な提案をするという点です。
提案文には必ず具体的な提案を入れましょう。
具体的な提案とは「いくらで、いつまでに仕上げるか」などです。
まず、NG例から見ていきましょう。
動画1本4,000円で合計5本なので20,000円でやります。
○月×日までに送ります。
今回はそこまで極端な文にはしませんでした。
一見するとそこまでNGでは無いように感じるかもしれません。
しかし、もっと簡潔に、かつ具体的に書くほうが良いです。
まず、報酬のところから解説していきます。
上記の文では「動画1本4,000円で合計5本なので20,000円でやります。」という風に書かれています。
しかし、もっと簡潔に「報酬:4,000円×5本=20,000円」という風に書くと良いでしょう。
こちらの方が見やすくなったかと思います。
また、納期に関しても注意が必要です。
納期も「○月×日までに送ります。」ではなく、「納期:○月×日」という風に書くようにすると良いでしょう。
さらに、納品方法やちょっとした追記があるとより良くなります。
例えば「納品方法:〇〇(ファイル共有サービス)を使用可」や、納期より早く完成した場合はその時点で送る旨を記載するなどです。
そうすることで、クライアントも納品などに関して事前に知れるので、安心してもらえます。
ポイント
- 報酬や納期などを完結に書く
- 納品方法やできるだけ早く納品する旨などを書くと良い
3.連絡方法や対応時間など
最後に連絡方法や対応時間などを記載するようにしましょう。
これはNG例はなしで解説していきます。
まず、連絡方法から解説していきます。
クラウドソーシングサービスによっては外部の連絡ツールの利用を許可しているところもあります。
そのようなサービスでは受注後、クラウドソーシングサービス内のチャットではなく、外部の連絡ツールを使って作業をすすめることがあります。
ですので、事前にどんなツールを使えるのか(LINEやChatworkなど)を記載しておくと良いでしょう。
次に対応時間や曜日を記載しておきましょう。
特に日中は会社で仕事をしながら副業としてクラウドソーシングで仕事をするという方はこの項目は特に必須です。
例えばサラリーマンの方であれば平日の9時頃~17時頃は連絡ができないことが多いかと思います。
そのような場合は事前に提案するときに記載しておきましょう。
さらに連絡を返すまでの目安の時間があるとより親切です。
例えば「12時間以内に返信します」などです。
このような文章があるだけでクライアントからは信頼してもらえるようになります。
ポイント
- 連絡方法や連絡できる時間帯を書く
- 返信の目安を書くと良い
提案文の例
ではお待ちかね(?)の提案文の例を紹介します。
ここでも引き続き動画編集を例に文章を紹介します。
提案文ではこのような文を書くようにすると良いでしょう。
ご担当者様
初めまして。〇〇(名字など)と申します。
私はこれまでに動画編集の会社で○年間勤め、現在ではフリーランスとしてビジネス系YouTuberの動画編集を中心に活動しております。
ビジネス系動画のノウハウを交えつつ編集可能です。
【実績】
過去にはこのような動画を編集してきました。
ビジネス系動画ジャンルでは○本以上納品した経験があります。
(URL1)
(URL2)
(URL3)
【使用するソフト】
動画編集には〇〇(ソフト名)を使用します。
編集データの共有も可能です。
【ご提案】
以下のような内容でご提案させていただきます。
内容:ビジネス系動画の編集(3本)
報酬:5,000円×3本=15,000円
納期:○月×日
納期は厳守致しますが、作業が終わり次第納品致します。
メッセージは12時間以内に返信致します。
ご不明な点などございましたらお気軽にご連絡ください。
ご検討のほどよろしくお願い致します。
このように、できるだけ簡潔に、わかりやすく書くようにしましょう。
ジャンルによっては少し文章が変わるかと思いますが、この文章を参考にしてもらえればと思います。
まとめ
今回はクラウドソーシングでの提案文の書き方を解説しました。
繰り返しになりますが、クラウドソーシングはお互い知らないもの通しの取引になります。
また、あなたがどんなスキルがあり、どんな人なのかはほとんど提案文からしかわかりません。
ですので、しっかりとあなたのことが相手に伝わるように文章を書くようにしましょう。
クラウドソーシングの注意点はこちら!
参考程度にご覧ください。