最近ではレンタルサーバーには様々な機能やオプションがついたものが出てきています。
しかしその一方で性能が悪かったり、サポートが悪かったりするサーバーも一部見受けられます。
今回はそんなレンタルサーバーを選ぶ上で重要視すべき点を紹介します!
サーバーを選ぶ上で重要視すべき点
今回紹介する点はこちらの6点です。
重要視すべき点
- サポート
- 運営期間
- 目的に合っているか
- 性能
- 安定性
- 料金
では早速ですが、サーバーを選ぶ上で重要視すべき点について見ていきましょう!
1.サポート
まずサポートです。
初心者の方にとってサポートはとても大事なサービスの一つです。
サーバーを契約するときに様々なサイトを参考にしながら契約を進めていくかと思います。
しかし、その中で「調べても出てこない...」ということが必ずと言っていいほど起こります。
そんなときにサーバーのサポートの出番です。
サーバーのサポートはサーバーの管理画面だけでなく、WordPress内で発生するエラーなどにも対応してくれるところもあります。
このようなサーバーを選ぶとより安心してブログを運営することができるでしょう。
また、サポート体制にも注意しましょう。
ほとんどのサーバー会社でメールでのサポートが導入されていますが、メール以外にもチャットや電話があればより安心できるでしょう。
また、サポート時間も24時間対応のサービスのほうが安心して利用できます。
ポイント
- サポートが充実しているか
- どのような形でサポートを受けられるか
→電話、チャットがあると好ましい - 対応時間はいつからいつまでか
→24時間対応が好ましい
2.運営期間
次に運営期間です。
運営期間はできるだけ長いサービスの方が良いでしょう。
運営期間が長いと様々なノウハウがあるため、より的確なサポートを受けることが出来ます。
しかし、運営期間が長ければ長いほど良いというわけでもありません。
運営期間が長いと昔のサーバーをそのまま使い続けているということもあるからです。
例えば20年前から運営しているようなサーバーの場合は期間が長く、安心できるように思えますが、サーバーが20年前のものを使い続けているという場合があります。
サーバーはスマホの進化のように急速に性能が向上するというわけではありませんが、それでも20年前と比べると今のものは性能がかなり向上しています。
そのため、運営期間が長く、かつサーバーの性能が向上している(定期的にメンテナンスを行っている)サービスを選ぶと良いでしょう。
ポイント
- 運営期間が長いとノウハウがある
→的確なサポートを受けられる - その一方で機械(サーバー本体)が古い場合がある
→他社に比べると性能が劣る場合がある
→定期的にメンテナンスを行っているかチェック
3.目的に合っているか
次に目的に合っているか確認しましょう。
サーバーには複数の種類があり、あなたの目的に合っていない場合もあります。
具体的には共用サーバー、専用サーバー、VPSなどがあり、それぞれ微妙にですが用途が異なります。
そのため、自分が契約しようとしているサーバーは自分の目的に合っているのかをしっかりと確認するようにしましょう。
サーバーの種類についてはこちらのページで詳しく解説しています!
ポイント
- 目的に合っているか確認する
→合っていないと設定が難しかったり、自分のしたいことが出来ない場合がある
4.性能
次に性能です。
性能とはサーバーの能力のことで、性能が良ければ快適に利用出来ます。
一概にどれ以上であればよいと言うことは出来ませんが、このような点を重要視すると良いでしょう。
ストレージ→SSD(NVMeなら◎)
転送量→2TB以上(アクセス量による)
通信速度→1Gbps以上
無料独自SSLあり
WAF(セキュリティ)あり
このようなサーバーが目安かなという感じです。
しかし、上記の性能は初心者の方向けの性能ですので、アクセスが増えればもっと高性能なサーバーが求められます。
サーバーによっては負荷の状況をモニタリングできるサービスもありますので、状況によってプランを変更するなどして対応するようにしましょう。
また、自分にあった性能のプランで契約するようにしましょう。
プランは基本的には上に行けば行くほど性能が良くなりますが、それに伴って料金も上がっていきます。
そのため、自分がどれくらいの性能のプランを使えばよいのかをしっかりと見極めるようにしましょう。
サーバーによってはサポートにサイトの規模を伝えることによって適正なプランを紹介してくれることもあります。
また、規模が大きくなってもプランをいつでも変更できるようなサーバーがほとんどです。
このように少し余裕がある程度が良いですが、契約するプランが必要以上のものにならないように注意しましょう。
ポイント
- アクセスに耐えられる十分な性能か
- アクセス量によって変更が必要
- プランが自分にあっているのかを確認
→オーバースペックすぎても意味がない
5.安定性
次に安定性です。
安定性とはそのサーバーの稼働率がどれくらいなのかを目安に考えると良いでしょう。
ほとんどのサーバーで稼働率というのを公表しています。
基本的には稼働率が99.9%以上、もっと言うと100%と記載されているところが良いでしょう。
サーバーによってはサービス品質保証(SLA)という制度があるものもあります。
このSLAとは「もし稼働率が○%を下回った場合、利用料の○%返すよー」という制度のことです。
このような保証がある場合はより安心して契約することが出来ます。
しかし、条件などが定められているのでしっかりと理解しておくようにしましょう。
ポイント
- サーバーは安定しているか
→稼働率が99.9%以上が好ましい - サービス品質保証(SLA)があるとより安心
6.料金
最後に料金です。
料金はなるべく抑えたいと考える人が多いですが、あまりにも安すぎると性能が劣ることがあります。
まさに「安かろう悪かろう」です。
用途や規模、サーバーのスペックなどにより異なりますので「料金は○円以上なら大丈夫」ということは言えませんが、WordPressを始める場合は1,000円前後のものが良いのではないでしょうか。
また、一番安いプランの場合はメール専用サーバーの場合もあります。
「WordPressを使いたいのにメール専用サーバーを契約してしまってインストールすら出来ない...」ということが起きないようにそのプランで自分が使いたい機能が使えるのかをしっかりと確認するようにしましょう。
ポイント
- 料金は安すぎないものが良い
- プランによっては目的に合っていない場合がある
実際に使ってみた結果を見るとなお良し
サーバーは結局実際に使ってみないとわからないことがたくさんあります。
そのため、実際にそのサーバーを使った評価などを参考にするのが良いでしょう。
参考にするときにはGoogleなどで感想を調べるのも良いですが、ツイッターなどのSNSを参考にするのが良いでしょう。
記事になっている感想はアフィリエイトなどの都合上良く書かれている場合が多いです。
一方でSNSの場合は実際の感想をそのまま書いていることも多いので個人的にはSNSの評価を参考にするのがおすすめです。
しかし、環境によっては全く違う動作になることもあるので、一概に評価を鵜呑みにするのはよくありません。
この点については正直なところ「実際に使ってみてください」としか言いようがないです。
お試し期間があるサーバーもありますので、自分が使いたいサーバーにお試し期間があるようでしたらまずはそれを利用してみましょう。
お試し期間のあるレンタルサーバーはこちらのページで詳しく紹介しています!
>>お試し期間のあるレンタルサーバーを期間ごとに紹介!注意点も!
まとめ
今回はサーバーを選ぶ上で重要視するべき点について紹介しました。
重要視する点はこちらの6点です。
重要視する点
- サポート
- 運営期間
- 目的に合っているか
- 性能
- 安定性
- 料金
サーバーによって快適度が全く違うこともありますし、ブログの場合はサイトの表示が遅いと読者の満足度が下がることがあります。
また、アフィリエイトなどをする場合には売上が落ちることもあります。
サーバーを契約する際は性能などをしっかりと見てから契約するようにしましょう。